教室ブログ
みなさん、こんにちは！日下校の野村です。
孔舎衙中学校は秋季テストまで５週間をきりました。
高校も来月中旬に定期考査が集中していますから、およそ３週間前といったところでしょうか？
さて、今回はテスト勉強でもおなじみの勉強法「暗記」についてのお話です。
みなさんは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが実験から導き出した、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか？
この忘却曲線の結果とは、人は暗記した後…
２０分経過で４２％忘れる。１時間経過で５６％忘れる。
１日経過で７４％忘れる。１週間経過で７７％忘れる。
1ヶ月経過で７９％忘れる。
このようなデータが出ています。ここからわかるように、
暗記しても、復習しなければ、明日には７割近く忘れてしまっている！のです。
よく、「昨日たくさん勉強したのに全然覚えていない！」
と嘆く生徒がいますが、彼らはむしろ正常なのです。
一度も復習せず、次の日に忘れてしまっていることは至極当然のことなのです。
ではどうすれば忘れずにすむのでしょうか？
何度も書いてますよね？そう、復習すれば良いのです！
ただ問題になってくるのが復習のタイミング。
いつ行えばベストなのでしょうか？
「エビングハウスの忘却曲線」から読み解くと、
１．学校から帰ってすぐに復習
２．寝る前に復習（これは特におすすめ！）
３．次の日中に復習
この３つのタイミングにやることが一番いいとされます。
絶対に忘れたくないことならば、
５．１週間後に復習
６．１ヵ月後に復習
この２つも付け加えるとベストです。
図を見てもわかるとおり、復習は１回だけやってもダメです。繰り返すことが大事なのです。
また、復習する際は、小テストのように、何も見ずに思い出せるかどうか？を確認してください。
暗記は根気のいる学習法ですが、毎日きちんとやれば必ず結果に結びつくものです。
Ｗａｍでは、毎日の学習習慣を身に付けることができるように学習指導を行っております。
勉強のしかたでお悩みの方、まずはご相談ください！
個別指導Ｗａｍ 日下校（教室長：野村）
大阪府東大阪市日下町５－３－４０ １Ｆ（孔舎衙小学校向かい）
教室直通電話：０７２－９８７－１１１３
