こんにちは。
西湊校 高等部の松井です。
さて、今回は多様化する大学の学部に関してお話します。
【多様化する大学の学部】
近年、各大学が積極的に取り組んでいるのが「学部の新設・再編」です。
高齢社会の到来で、「健康・福祉」「医療・看護」領域の社会的ニーズが高まっています。こうした時代のニーズを受け、近年新設された大学や学部を見ると、医療、健康、スポーツに関連したものが多くなっています。
また、国際化、情報化、多様化といった言葉に象徴される社会の変化に伴い、学問においても、従来の枠にとらわれない複数の領域にまたがった知識や視野が必要となっています。こうした中、従来の学部や学科を再編する大学が増えています。例えば、理工学部を「都市環境工学部」「デザイン工学部」「医療工学部」「生命科学部」といった、より専門に特化した学部へ再編したりしています。
このように新しく設置された学部や学科には、従来にはあまり見られなかった名称も出てきました。2011年度の大学の学部数は、約460種類あります。1990年度には約90種類でしたから、20年間で約5倍にもなっています。「コミュニケーション」「マネジメント」「ヒューマン」「リベラルアーツ」といったカナ名の学部・学科も多く、名称だけでは具体的な学問内容が分かりにくいものもあります。
また、同じ名称であっても、大学のカリキュラムは全く異なるケースも多々あります。その意味ではかつてと比べると、学部・学科研究の重要性は増していると言えます。
興味のある大学については、大学案内や大学のホームページ等を見て、カリキュラムや研究内容を比較するとよいでしょう。
今回は、ここまで・・・
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