みなさん
こんにちは! 八尾 南高安校の井手です。
今回は計算ミスのなくしかたについてお話します。
塾に来られる保護者様から
「うちの子は計算ミスが多くて困っているんです」というお話をよく聞きます。
たしかに計算ミスが多い子はどんな問題でも計算ミスをします。
中3である程度点数を取っている生徒でも中1の計算でミスを連発してしまうものです。
本人の注意力・集中力不足を指摘するのは簡単ですが、
それ以外にも以下の原因が考えられます。
・分数・小数の計算を理解していない(小学校分野)
・正負の四則計算を理解していない(中学校1年生)
・途中式を書かない(暗算で解こうとしている)
・途中式を書かずに印刷された問題の上に途中の計算を書き込む
これらのミスは問題をやり直す事では修正がききません。計算のルール自体が
分かっているのなら2度目・3度目で正解になるのはあたりまえなのです。
まずは間違えた問題の途中式を見て、どこで間違えたのかを自分自身で探してみましょう♪
自分自身がどういう場面でミスを犯しがちか自覚することが計算ミスを無くす一番の近道なのです。
途中式を書く習慣がない子ほど計算ミスは無くなりません。
ですから、計算ミスを無くすために
まずはしっかりと途中式を書く!
間違えた問題の途中式から、いったいどこで間違えたのかを見つける!!
もしこれでもミスがなくならない場合はその単元の計算のルール自体が理解できていないといえるでしょう。