地域の皆様こんにちは。 個別指導Wam刑部校の河村好与(かわむら よしとも)です。
本屋さんに行って、学習エリアに入ると、たくさんの種類の辞書、辞典が
並んでいます。
国語辞書や漢字辞書に始まって、類語辞書、反義語辞書、英和辞書、
和英辞書、古語辞書・・・・。
内容的にも、小学校低学年から使えるものや、いったいどういう人が
使っているのだろうと思うようなものまで、さまざまです。 値段は、少し
高めです。
Wamで生徒に「わかれへんかったら辞書引け!」というと、まずほとんどの
子が、「何で辞書は’引く’って言うの?」と聞き返します。 確かに辞書
は「引く」と言いますが、教科書や新聞はそうは言いません。 ’引用’という
言葉から来ているのでしょうか? えっ?わからない?
辞書を引きましょう!
家庭や、学校で辞書を引く習慣がない子達は、辞書を引くという行為
自体に非常に反発します。 学年には関係のないようです。 特に中学生
にとって、英和辞書はなかなか馴染めないようです。 教科書の最後の方
に載ってる付録や、単語帳を辞書替わりに使っている生徒も多いです。
「意味がわかればええやん」 そうでしょうか?
固有名詞でもない限り、いいえ固有名詞でもいくつかの意味をもってる
単語がほとんどです。 いつもは意識せずに使いこなしている(?)日本語
でもそうでしょう? 日頃めったに使わない日本語や、英語の単語でも
色々な使いまわしがあります。 それらに触れることができるのが辞書です。
ほとんど全部の辞書には、始めに、「使い方」や「用法」、「記号」などが
載っていて、この部分をスルーして使い始めると、その辞書の価値は
半減します。 そういった面倒くささが、辞書アレルギーを引き起こしている
のかも知れません。
そうなんです。「難しく」はないんです。「面倒くさい」だけなんです。
勉強をするときには、必要がないと思ってもまず、辞書を横に置きましょう。
初めの内は、漢字を調べるだけでもかまいません。 何か気がついた言葉
を辞書で引く癖をつけてください。 別にその場で覚える必要はありません。
「ふ~ん。そういうことか。」
これで十分なんです。