よく「勉強の方法、やり方を教えます」と言う人がいます。
私は、その言葉を聞くと、いつも「胡散臭いなあ」と思ってしまいます。
どうしてかって?
だって、「いい勉強の方法」なんてありますか?
ここで言う「いい」って、つまり、「テストでいい点をとる」という意味での「いい」なんでしょう?
そういう方法が存在して、しかも、その方法をあなたは知らないでしょう?
わたしはそれを知ってるから、教えましょうか?
と、言っているわけですよね?
少し冷静に考えれば、「おかしいね」と気付きますよね。
自分にとってよりよい勉強の方法があるとしたら、それが見つかるためには、条件が2つあると思います。
・人から教えてもらうことはできず、自分で出会うこと
・勉強をやり漁り、つまり、とことん時間を勉強に費やした者だけがなんとか見えてくる程度のものだと心得ておくこと(それでも出会えないこともおおいにある)
いかにも、効率的でいい勉強方法があるから教えようか?って言う人がいたら、疑ってくださいね。たとえそんなものがあったとしても(ないと思いますが)、「すぐ役に立つものは、すぐ役に立たなくなる」ものですから。
宮前校 合田