こんにちは!
八尾 南高安校の井手です。
今回は偏差値のお話 PART2になります。
前回は偏差値というものを考える上で母集団が重要という所までご説明しました。
母集団というのは
・統計で、調査や観察の対象とする集団全体
を意味します。
簡単な言葉にすると「分母」です。
では偏差値を算出する場合の母集団に以下の2つを用意してみます。
・国内有数の進学実績を誇る私立A中学校
・一般的な公立のB中学校
さてA中学校の偏差値50とB中学校の偏差値50は
果たして同じ学力と言えるのでしょうか?
母集団がかわれば、偏差値もかわります。
仮にB中学校の生徒がA中学校のテストを受ける機会があるとするならば
偏差値は大きく落ち込むでしょう。
このように偏差値はその母集団によって大きな影響を受けやすい数字なのです。
志望校を選択する上で偏差値は重要な要素ですが、母集団と地域の学力に
大きな乖離が無いか?そこを十分に考慮しなくてはなりません。
次回 PART3では出来る限り正確な偏差値を知る方法について書きたいと思います。