地域の皆様こんにちは。 個別指導Wam刑部校の河村好与(かわむらよしとも)です。
小学生の高学年から、俳句を勉強するようになり、国語の教科書にも、
「季語」という言葉が出てきます。 中学生になると、俳句自体を鑑賞する
勉強も始まり、その中で「季語」は重要な役割を勤めます。
高校受験でも、そう多くはないものの、問題の主文の中の挿入句として
出てくる場合もあります。
「季語」は「歳時記」という本の中に集められています。 現在の歳時記
には、約5,000もの「季語」が集められているそうです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「季語」とは、『連歌、俳諧、俳句
において用いられる特定の季節を表す言葉』です。
たった17文字という短い句の中にあり、鑑賞する人に鮮烈な季節感を
感じさせる言葉です。
「季語」にはその成り立ちによって三種類に分類できるそうです。
いつもの通りWikiで調べてみました。
その三つとは、
1.事実の季語
雪は冬にふるから冬、梅の花は春に咲くから春、という風に、自然界
の事実にしたがって決められているもの。
2.指示の季語
「春の雨」、「夏の山」、「秋風」というように、事物の上に季節を表す語
がついて直接的に季節を示しているもの。
3.約束の季語
実際には複数の季節を通じて見られるものであっても、伝統的な美意識
に基づく約束事として季節が決まっているもの。
だそうです。
また、季節を表す言葉とありながら、歳時記には、四季+新年の五季に
「季語」は分類されている ともありました。
1.と2.は、わかりやすそうですが、3.は少し躓いてしまうかも知れませんね。
便利になった現代では、便利さとの引き換えに、食べ物にしろ、花
にしろ、年がら年中街中に出回っているものも多くあり、そのことも
躓きの一因かもしれません。
今回はこれくらいにしておき、次回はちょっと変った季語を調べてみます。