こんにちは、大形木戸校の長澤です。
とうとう、公立入試まで半月となる15日となりました。
受験生の皆さん、追い込みをかけていますか??
残り日数が少なくなったのでラストスパートを…と思うかもしれませんが。
ここであるマラソン選手の「タイム短縮術」を披露します。
(1) マラソン1週間前を切ったら「走力」はつかない。
無理をして練習をしてしまっては、当日までにケガや疲労が溜まってしまうので、それを防止するためにも走力をつけるトレーニングは行わないそうです。
(2) レース本番に近づくにつれ、走行量を少なくする。
10日前ぐらいからは20km前後(本番の半分の量)、4日ぐらい前からは10km前後(本番の4分の1の量)、レース前日はわずか1~2kmほどを本番と同じペースで走ることしか練習しないそうです。
これは、本番前に筋肉の張り(緊張)をわざとつくり、本番当日に同じような負荷がかかったときに体を慣らすために行うそうです。
(3) イメージトレーニングを必ず行う。
前日までの練習中も含め、常にイメージトレーニングを欠かさずに行うことで、当日の緊張感も緩和できるそうです。
一見すると関係ないように思えるマラソン選手の「タイム短縮術」ですが、これをそのまま…とまではいきませんが、ある程度受験に応用することができます。
(1)ですが、走力とは応用力と同じでます。基礎体力の上に走力があるように、基礎知識の上に応用力があると考えていいと思います。
つまり、入試1週間を切ったら応用力はつかないと考えて、基礎の確認を行うようにしましょう。
応用問題に手をつけて、解けないと不安になりますよね?
(2)は、日数が迫ってくるにつれ、少しずつ「当日の体調管理」のほうに重きをおく生活にする、ということです。
いくら学力が高く、トップ合格する知識があったとしても、本番当日に熱を出してしまっては無意味です。体調管理も忘れずに行う必要があるのです。
(3)は、本番当日のイメージを持って勉強しなければ、結局意味がないということです。各教科の試験時間(45分または50分)、試験会場などなど、普段とはまったく違う環境で受けるテストですから、当日の緊張感を和らげるためにも、イメージトレーニングは必要です。
マラソン選手も決して「一夜漬け」のような練習方法はしないといいます。入試日前日の夜は「一夜漬け」ではなく、ゆっくり休養して本番当日に備えるぐらいの余裕を持って挑みましょう。