Life can only be understood backwards; but it must be lived forwards.
「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない。」 (S・キルケゴール)
こんにちは。和歌山エリアの河西貴志高等部からです。上記の英文で助動詞canやmustが使われていますが、たいていの助動詞は推量の意味を持っています。canであれば一言でpossible、mustなら一定の事実からそう考えて当然というような具合です。だからcanを可能性推量、mustを確信推量と呼ぶことができるでしょう。
さて、この時期になると高3受験生は程度が違えども、不安になり焦ってくると思われます。試験本番で実力を発揮できるように、少しでも焦りを解消しておく必要があります。そのためにはなるべく想定範囲内を増やしておくことが大事です。「英語で出題傾向が変わったら」「古文で未知の単語が出てきたら」「数Ⅰで難問が出てきたら」etcetc。そうした事前に考えられる想定をして、時間の許すかぎり対処法を考えて、プラクティースを重ねておくことです。そうやって試験本番での既視感、問題への解決法を一つでも多く持ち合わせておけば、不安もおのずと解消され試験を有利に進めることが出来ると思われます。
精神的な強さというものは、まだまだ若くて脆いですし、そのときの体調や状況によって簡単に変わるものですからあまり信用できません。少し肉体に違和感があるだけで、著しく集中力に欠ける場合がありますよね。これは大人でもそうです。
本日は以上です。