教室ブログ

2013.07.11

高等部便りその3

The truth is that she spoke about her misfortune without any shame in order to cover up the other misfortune, the real one, that was burning in her insides. (Gabriel Garcia Marquez )

「実を言うと、彼女が自分の不幸について、何の恥じらいもなく話したのは、もう一つの不幸、彼女の心の奥底でなお炎を放っていた真の不幸を隠すためだった。」

こんにちは。河西貴志高等部からです。

上記マルケスの英訳ですが、一つ目のthatは名詞節を導くもので文を包むだけの働きをし、二つ目のthatは後ろに名詞が一つ足りませんから関係代名詞のthatですね。文頭のThe truth is that…「実は…なのだ」というよく使われる定型句です。

高校生はようやく定期テストが終了しまして、定期進路面談が始まります。今回の定期テストは各推薦入試に必要な評定平均の対象になるから、高3生でも授業で定期テスト対策をする子が多かったと思います。今後は定期テストの勉強はそこそこに、入試本番に向けて受験勉強をしてくれたらと思います。

さて、Wamでも高校でも進路面談が同時並行にあるのですが、やはり私立進学校の生徒ほど学校との関わりが深くて、進路についても精確な情報を得ているケースが多いです。中堅公立校になると学校との関わりもかなり希薄で、進路についても漠然としたものになっていることが見受けられますね。

ここは塾としての手腕の見せ所で、高3時に困ることがないよう早いうちから適切に導いてあげる必要があります。もちろん、私立進学校の生徒も実際の指導と進路指導が乖離している場合(実際の指導にあたるものと進路指導するものが違ったり、模試やテストの数字上から見たアドバイスしかできない等)がありますから、修正を施す必要もあります。

今日はここまでにしておきましょう。


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