教室ブログ

2012.01.25

To Be or Not To Be

こんばんは。久々に楠見校からです。

センター試験も終了し、いよいよ私立高校の入試が始まりますね。
和歌山は大阪より少し早くて、この1月後半に極端に少ない私立高校の入試が集中することになります。

それで、いま開智高校のサイトを開いたら、応募者が例年より多いですね。予想はしていたんですが、今年は一類が専願・併願ともに相応の受験倍率になりそうです。

ただ、ここまで来たら中学生諸君はそれほど倍率を気にする必要はありません。そもそも大学入試のような次元ではないし、そういう情報は頭の片隅に入れておくだけでいい。あくまで自己本位の勉強を続け、あそこの基本構成の問題パターンに習熟することです。
直前まで精神を没入することが大事だし、そうしないといけない。

それで一部高校生にはよく倍率を聞かれるのですが、受験倍率が高いと難易度が上がるという単純なことではありません。
上位で合格する連中や、記念受験で合格できる力がないのにあわよくばと夢想している人にはあてはまりません。ボーダーに近い人ほど、このことはあてはまるといえましょう。

というのも、受験者が多い、つまり倍率が高いと、合格者の多くはその平均値辺りに集中しますが、受験者が少ない、つまり倍率が低いと、分布はある程度分散して合格ラインが下がるからです。

だから、ボーダーに近い人は、倍率が上がると自分のいる層が増えてしまうので、1点差が命取りになるわけですね。この辺をよく考えて受験校を決めるようにしないといけません。

それでは、また次回。


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