教室ブログ

2011.04.30

少し数字をみてみましょう。

The period of childhood is a stage on which time and space become entangled. For example, there was the news I heard from adults concerning events in various countries―the eruption of a volcano, say, or the insurrection of an army―and the things that were happening before my eyes―my grandmother’s spells or the fairytale world in which I had just then become immersed : these three things always appeared to me to be of equal value and like kind.
I could not believe that the world was any more complicated than a structure of building blocks, nor that the so‐called “social community,” which I must presently enter, could be more dazzling than the world of fairy tales.  (Confessions of a Mask  Yukio Mishima)

「幼年時代は時間と空間の紛糾した舞台である。たとえば火山の爆発とか叛乱軍の蜂起とか大人から告げられた諸国のニュースと、目前で起こっている祖母の発作や家のなかのこまごました諍いごとと、今しがたそこへ没入していたお伽噺の世界の空想的な事件と、これら三つのものが、いつも私には等価値の、同系列のものに思われた。
私にはこの世界が積木の構築以上に複雑なものとは思えず、やがて私がそこへ行かねばならぬいわゆる社会が、お伽噺の世間以上に陸離たるものとは思えなかった。」

こんばんは。楠見校スタッフです。

久々に丹念に新聞を読んでみたんですが、和歌山県の人口は減少し続けているようです。現在の推計人口は99万6184人で、15年連続で減少しています。
市町村別では、岩出市等を除く28市町村で減少しておりまして、和歌山市も例に漏れず1495人の減少となっています。

少子高齢化もその原因にあるようですが、県外への人口流出が大幅に増えているようです。

そもそも大学進学を機会に、若い人は主に近畿圏の他府県に出て行って和歌山へは戻ってきませんからね。少し前のデータですが、和歌山県の若者の大学残留率(高卒後の県内大学への進学率)は、全国最下位の10.4%で全国平均43%には遠く及んでいません。

学校そのものが少ないので、大学収容率はこれまた14.1%と全国最下位で県内の大学の定数枠は1,500人前後らしい。

そういえば、中高生を除いた20代位の人はあまり見かけませんね。河北のメッサにパラパラと紀三井寺の深夜のモスバーガーにチョロチョロ(笑)といった程度でしょうか。

今日はここまでです。

あと、言い忘れそうでしたが、冒頭英文の太字の前置詞+関係代名詞についてごく簡単に解説しておきます。これがメイントピックです。

前置詞+関係代名詞とは何ぞや?(笑)

1、関係代名詞節には、必ず欠落要素がありますが、前置詞を前に出すことで関係代名詞節は完全なものとなる。

2、関係代名詞は前置詞のあとでは、前置詞の目的語として使われるので、目的格のwhom、which が基本。それと前置詞+that という形はありません。

あと、英文和訳等で訳しにくい場合は、その前でいったん切って訳し下げればうまくいく場合があります。by which ⇒「それでもって」 in which ⇒「その中で」

わかりましたか。


この記事をシェア

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)