こんばんは。
岩出那高前校担当の住野です。
最近あった教室でのうれしい出来事。
先日、小学生のある塾生が、「せんせ、最近算数よくわかるようになってきた。」といってくれました。
私たち教えている側にとって、その一言がどれほどうれしいことでしょう。
前にやってできなかった問題が自力で解けるになったと自分で気付いた時、初めて「あ、勉強して頭賢くなったな」と実感するのでしょう。
現状の学校教育の弊害なのか、今の日本社会全体の雰囲気からくるものなのか、とかく最近の子どもはすぐに正答を尋ねたがります。
なぜそうなるのか、どうしたらその答えが出るのかといった「過程」の部分ではなく、その結果出た「正答」だけを聞きたがるのです。
正しい答えを知りたいということは、決して間違っているわけではありませんが、正答だけを覚えたものの過程がきちんと分からなければ、冒頭の「分かるようになった喜び」も薄れてしまいます。
Wamに通ってくれている子どもたちには、この「分かるようになった喜び」をもっとかみ締めてもらえるように、引き続き一生懸命に指導していきたいと、その塾生の喜びの声を聞いたときに改めて思いました。
今回はこの辺で。